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おうちツアー~キッチン編~

小さくてシカクい、シンプルなつくりの我が家。そんな我が家を場所別にツアーして行くシリーズ。これからお家を建てる方や、我が家のようにBESSの家を検討されている方の参考になればうれしい限り。本日はキッチン編です。

もくじ

  1. 回遊性のある間取り
  2. 譲れなかったステンレスキッチン
  3. 絶対に欲しかった家具(CRASH GATE)
  4. 可変性のある収納
  5. 料理嫌いが選んだ、あれこれ
  6. まとめ

回遊性のある間取り

キッチンはBESS標準の間取りをそのまま採用。回遊性のある間取りにしたいと思っていたので、希望通り。左右どちらからも行き来できるのがやはり便利。でも個人的に、一番のメリットは解放感かなと思います。左右どちらにも空間がある。たったこれだけのことだけど、解放感抜群なんですよね。

うちの母はごちゃつきがちなキッチンは見せたくない派。だから実家のキッチンはリビングから完全に見えない位置に。しかし、近年の猛暑でクーラーの冷気が届きにくいキッチンは地獄のような暑さだと言ってます。お陰で夏は料理へのモチベーションが著しく低下するらしい。

わたしも調理中のごちゃついた手元が見えるのは嫌。でも、調理中自分だけ完全死角にこもるなんて、ただでさえ料理嫌いなのにもっと嫌いになりそう。ということで、BESSのこの間取りはわたしにとってちょうど良かった。キッチンにいながら、会話にも参加できる。クーラー問題も解決。夏のキッチンが灼熱地獄なんてこともなし◎

カウンターが高いから、調理中の手元も見えない◎

譲れなかったステンレスキッチン

https://www.sanwacompany.co.jp/shop/series/S0110/#tab3

料理嫌いのくせに、キッチンは絶対にステンレスにしたいというこだわりがありました。耐久性はもちろん、臭いの付きにくさだってステンレスは最強。そりゃ業務用のキッチンはどれもステンレスですよね、納得。でも問題は、値段。

オールステンレスのキッチンはどうしても値が張る。我が家はダディが大きいので、彼の身長に合わせたフルオーダーの業務用キッチンを当初検討しておりました。しかし、いただいた見積もりを見て驚愕。ガーン!営業さんから「おそらくご予算内に収まるかと思います。」と言われていたので、完全に安心しきっていたんですが、ふたを開けてみたら予算の倍以上!(笑)無理です、リーム―です。

そんな時に出会ったのがこちら、サンワカンパニーのオッソ。

▷サンワカンパニー/オッソ

https://www.sanwacompany.co.jp/shop/series/S0110/#tab3

無駄のない洗練されたデザイン。良くも悪くも備え付けの収納がほどんどないので、自分仕様にカスタマイズ可能。外苑前の一等地にあるショールームで実物を拝見し、即決。そう、ファーストインプレッションを大事にする夫婦です。(笑)

ちなみに、ショールームは外苑前にあるとは思えない程にゆとりのある贅沢な空間。見るだけでもわくわく、楽しい!ビルの地下に駐車場があるのでお車でも◎ただし、駐車場代はかかります。

大事なお値段ですが、こんな感じでかなり良心的。オールステンレスにしては破格じゃないかな。(その前のメーカーの見積もりとは雲泥の差だった。)

我が家はW2550タイプ

もちろんこの金額にプラスして、コンロ代や輸送・設置費、あと付けるなら食洗器代なんかもかかります。それでも当初予算よりも安く収まりました。

もちろん、フルオーダーじゃない分、幅や高さを自由にリクエストすることはできませんが、機能・デザイン・価格から考えて申し分ない。むしろサイコー!今では本当に大好きなキッチン。ちなみに、ダディが使っても大丈夫なように高いものに!と話していたんですが、よくよく考えたらダディがキッチンに立つのは皿洗いオンリーなので、そこは無視することに。(笑)後悔ないよ。

オッソ、備え付けの収納はこれだけ。大容量ではないけど、わたし的には十分。日々使うものは全て入る感じ。

ラップ類、包丁、ジップ袋などを収納。

掃除しやすさ重視でIHコンロを選択。これがまたボタンも一切ない、クールなデザインで惚れ惚れしちゃう。もちろん、文句なしに掃除しやすい。

https://www.sanwacompany.co.jp/shop/p/KK06671/

食洗器はいらない派だったわたし。ダディがどうしても設置したいというので付けましたが、これ大正解。もうこの子なしでは生活できません。(笑)ひとりで子ども2人を相手する時なんか、どれだけ助けていただいていることやら。節水にもなって、言うことなしですわ。

https://www.sanwacompany.co.jp/shop/p/KK06251/

このキッチン唯一のマイナスポイントは、シンクでしょうか。我が家はデザインに惹かれて+5万円くらいかけ、ハンドメイドシンクを選択。デザインは本当に最高。

しかしですね、角に汚れが溜まりやすい。手早く掃除しないとかびるんるんが現れます。

さぼると、シャープな形状の角っこにかびるんるんが集うよ。

そして、シンクが浅くて狭いんですよね。水はね注意!我が家はオプションで付けた水切りカゴさんと早々にお別れしました。これです。

オプションで付けた水切りカゴ

そもそもシンクが狭めだから、これ付けたらもっと狭くなるんですよ。当たり前。(笑)そんなこんなで今は、みんな大好きTOWERさんにお越しいただいております。基本は食洗器にお任せなので、必要な時だけ広げるスタイル。


 

使わない時はくるっとまとめて◎

絶対に欲しかった家具(CRASH GATE)

家を建てた暁には絶対に欲しいと思っていた、地元福岡の関家具が生み出すCRASH GATEの家具!キッチン家具の主役はこの子に決定。

https://flymee.jp/product/14158/?gclid=EAIaIQobChMIlvz5ns3d6wIVCFZgCh2JfACqEAQYASABEgKNCvD_BwE

キッチンにはこの子をお迎えすると決め、その他はこの子にサイズを合わせて、少しずつダディに作ってもらいました。ちなみに、ダイニングテーブルもCRASH GATEで揃えてます。

ドーンとキャビネットを置いて、あとはDIY
大好きだから、扉を開けるのも毎回わくわく。

食器は基本的に無印のアクリルスタンドを使って収納。立てるもの、横にするもの、使用頻度で分けてます。使うお皿はいつも決まっているから、移住して1年半が経った今、断捨離しようかと。


 

食器はこのキャビネットに入る分だけ。一般的な4人家族にしては少ないらしいけど、それでもわたしはこんなにいらないかな、と。使いきれないんですよ、本当に。

小皿は引き出しに。
タッパーはこれだけ。ダイソーのガラス製のもの。
ごちゃつきがちな調理グッズも引き出しに。

可変性のある収納

移住時はまだ妊婦で、上の子も3歳になったばかり。子どもが大きくなるにつれて、ライフスタイルが大きく変わっていくだろう。という事で、作り付け収納はゼロ。自分たちの変化に合わせて、収納も見直せるよう工夫。

▷ポリプロピレンケース(無印良品)

お気に入りのキャビネットの横には、無印のポリプロピレンケース。 ブログでも何回も登場している、こちらのケース。家に一体何個あるのかな?外の物置内でも多用しているので、えらい数あるかと。引っ越し時もこの中にものを詰めてこのまま運んでいただいたので、荷造りも荷ほどきも楽ちんでした。

何年もずっーと出ている無印の定番品。日本全国どこでも買える無印さんだから、どこに住んでも、数年後に買い足したくなっても、簡単に手に入るところも魅力の一つ。

この無印のケースたちには、キッチンで使うグッズのストックや、お弁当グッズ、ティータオルなどが入っています。

ティータオル、ふきん、キッチン用手拭きタオル。
スポンジ、たわし
次女のお食事エプロン

▷Nインボックス

https://www.nitori-net.jp/ec/product/8421231/

先ほどのポリプロピレンケースの反対側は、ニトリのNインボックスと無印のファイルボックスを組み合わせた収納。こちらには主に食品をストック。パントリーなしの我が家。それでも問題なく生活できるのは、このNインボックスのお陰と言っても過言ではないのであります。

6個あるNインボックスに、食品をカテゴリー毎に収納。

こちらはお米のお友達セクション。
調味料は重たいので、最下段にキャスター付きで収納。

▷ファイルボックス(無印)

ファイルボックスは100均なんかでも手に入りますが、ここはやはり無印。圧倒的にしっかりした作り。毎日触るものだから、少々値が張っても無印をチョイス。ニトリNインボックスとの相性もバッチリ。

ファイルボックスには細々としたものを収納。

フライパンの蓋はブックエンドで仕切って収納。
突っ張り棒を組み合わせれば、ゴミ袋収納に。
最下段には蓋と組み合わせてキャスターを。

▷ポリプロピレン収納ラック(無印良品)

https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182243956

キッチン下はデフォルトで棚板が1枚ありましたが、使いやすさ重視で外しています。無印のポリプロピレン収納ラックの薄型・深型を組み合わせ。キャスターも付けられるので、スイスイ動いて掃除もしやすい。

2軍が後ろに待機。

めったに使わないけど捨てられないシーズンものなどは、後ろに。キッチンに意外と奥行があるので、コンロ下にこれだけ収納できれば、わたし的には満足。

ロースコグ ワゴン(IKEA)

これも我が家に何台もあるワゴン。こちらは小さめサイズ。本当は3段ですが、2段にして使用。ちなみに、付属のタイヤだとギリギリキッチン下に入らなかったので、ホームセンターで買ったタイヤに替えてます。

https://www.ikea.com/jp/ja/p/raskog-trolley-white-70376721/

液体調味料は面倒なのと、衛生的に不安なので詰め替えない派。ワゴンにそのまま入れるとごちゃつくので、収納ボックスで軽く目隠し。布製だと柔軟に動いてくれるので、出す・入れるが楽ちん◎こちらは、300円ショップで購入。ダイソーにも売ってます。

料理嫌いが選んだ、あれこれ

料理が嫌いだからこそ、時短できるアイテム選びと配置の工夫を心がけています。夕飯づくりは基本30分。

▷電子レンジ(YAMAZEN)


 

本当にシンプルなレンジ。もちろん、オーブン機能なし。料理嫌いだからオーブンは不要、使いこなせる自信もない。

このレンジのすごいところは、温めムラがないところ。以前使っていたものは温めムラがすごくて、何度も何度も様子を伺いながらチンしていましたが、この子はその点本当に優秀。特に驚くのが解凍機能。なかなか解凍の難しいミンチなんかも上手に解凍してくれる。

見た目も機能もシンプル、それでいて安い。サイコーです。

▷ゴミ箱(KEYUCA)


 

正直ですね、ゴミ箱にこの値段ってどうよ。っと思っていたんですが、最高です。キッチン下にゴミ箱があることが、どれだけ時短に繋がっていることか。珍しい観音開きのゴミ箱なので、ここに入れたままの状態で開閉可能。夢のようなゴミ箱。

観音開き、キャスター付き。

▷一軍は外に出す

本当は掃除の面でも中に全部収納してしまうのが一番でしょうけど、わたしは使用頻度高めのものはバンバン外に出しています。すぐに手に届く、これが時短料理の要。

スキレット、油はね防止ネット
なんでも吊るす。
色を統一すれば、ごちゃついて見えない。

▷好きな味はメモ

よくレシピサイトを見ながら冷蔵庫の余り物料理をするんですが、1度作って好みだった料理は、メッセージカードにメモ。また作りたいと思った時に、携帯を見ながらだと時間がかかる。

しかも携帯には目に見えない細菌がうじゃうじゃいるとのこと。携帯を触っては手を洗って料理して、また携帯を触って手を洗っての繰り返しでイライラしてきたこともあり、メモをするように。手順はわかるから調味料の分量だけ知りたいなど、自分にとって必要な情報のみをまとめられるのも良き◎

メッセージカードだと簡単に差し替えできる。

ちなみに、鮭とたまごのチラシは『きのう何食べた 』のシロさんレシピ。

まとめ

大好きな家具と、数百円の収納を組み合わせた我が家のキッチン。ライフスタイルの変化に合わせて、収納も見直しできるように。そんなテーマで徐々にキッチンが出来上がっていきました。何か一つでも参考になることがあれば、うれしい限りです。

次回のおうちツアーはリビングを予定!
またのお越しをお待ちしております。

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