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おうちツアー~浴室編~

小さくてシカクい、シンプルなつくりの我が家。そんな我が家を場所別にツアーして行くシリーズ。これからお家を建てる方や、我が家のようにBESSの家を検討されている方の参考になればうれしい限り。本日は浴室編です。

もくじ

  1. 思わず二度見しちゃう?広すぎる浴室
  2. 家づくりで一番こだわった浴槽
  3. 浴室のあれこれ
    ①寒くない環境づくり
    ②掃除しやすいシンプルさ
    ③スタイリッシュさ
  4. 後悔ポイント
  5. まとめ

思わず二度見しちゃう?広すぎる浴室

こちらご覧ください。間取り図を思わず二度見してしまう広さの浴室となっております。なんせこの浴室と玄関・収納スペースのために、1階のひと部屋を潰しました。そう、部屋がひとつ無くなったんです。

部屋を潰してまで欲しかったこの浴室。うちのダディが絶対に譲らなかったポイント。

圧倒的広さの浴室。

家づくりで一番こだわった浴槽

TOTO スーパーエクセレントバス

わたし達夫婦はもともと、大の風呂好き。そうなんです、実はわたしも風呂好き人間。温泉も銭湯も大、大、大好き。しかし、うちのダディはそのさらに上を行く風呂好き人間。

このTOTOのスーパーエクセレントバスに出会ったのは、挙式の時に泊まったホテルのスイート。その時から、家を建てる時には絶対にこの風呂を導入すると言っていたダディ。見事、有言実行。オメデトウ。

ちなみに、この浴槽めちゃくちゃ重い(らしい)。この浴槽・浴室を設置するにあたって、この部分の基礎工事をより強固なものにするとかなんとかで、ものすごーーーくお金がかかりました。お金に余裕のある方、もしくはよほどの風呂好きさん以外にはお勧めできません。(稀だと思うけど、我が家は後者)

サイズはこんな感じ

ちょっと分かりにくいかな?ってことで、IKEAのバスタブマットを敷くとこんな感じ。

ワニが2匹入ります。正確に言うと、段差部分にも入るので3匹かな。

どこにも行けなかった今年の夏は、38℃のぬるま湯設定にして、家族4人でお風呂を楽しみました。

浴室のあれこれ

浴室の設備で重視したのは、①寒くない環境づくり、②掃除しやすいシンプルさ、③スタイリッシュさ、の3つ。

①寒くない環境づくり

大きな浴槽を置くための浴室はおのずと広くなる。という事で、冬の寒さ対策はしっかりしようということになったわけです。せっかくこだわった浴槽なのに、一番楽しみたい冬の時期に浴室が寒いなんてもっての外。我が家は2つのポイントに絞って対策。浴室が「寒い~!」なんてことはなく、快適なひと冬を過ごせました。

▷九州だけど、北海道仕様の窓

浴槽と窓は、ダディのこだわりが強かった部分。浴室は家の中で唯一、北海道仕様の断熱窓を採用。(ちなみに他は全部、信州仕様の窓)

老後に家が寒いのだけは避けたいと言うダディが、全ての窓を北海道仕様にしたいと提案。しかし営業さん曰く、九州の家で全ての窓を北海道仕様にした前例がないとのこと。そしてもちろん、お値段もぐんと上がるわけで。

過去の旅行で広くて寒すぎる浴室を体験した我々夫婦。お風呂場だけは譲れないと、ここは奮発。

LIXIL エルスターSの窓

▷ヒヤッとしないタイル

ズボラだけど潔癖という厄介な性格のわたしとしては、お掃除のことを考えるとタイルは避けたかったのが本音。(普通の掃除は好きだけど、水回り掃除はキライ。)TOTOの「ほっカラリ床」とか良いですよね。冷たくならずに、お掃除楽ちん。めちゃくちゃ迷いました。

ダディのこだわりは、このバスタブがあって寒くない浴室。「あとは何でもええで~。」だったので、わたしの意見を優先させてもらいタイルに。いや、だってかっこよくて。それだけです、はい。ここは完全にデザインを選んでしまった感。

LIXIL サーモタイル スレート II (浴室用)

約1年半住んでみての感想、後悔なし。わたし的には、ここはデザイン優先で満足、満足。そして肝心の性能ですが、冷たくないです。真冬でもヒヤッとすることなく入浴できました。

②掃除しやすいシンプルさ

広い浴室の一番の問題は掃除、メンテナンス。掃除する場所を出来るだけ減らすことを念頭に置いて考えました。←タイルの床を選んだやつがよく言う。(笑)

▷棚はいらない

収納はタオルハンガーのみ

棚があると水が溜まって、いちいち外して掃除してが面倒で。最近はユニットバスにある既存の棚を全部外して、ハンギング収納にしてしまう方も多い。それなら最初から棚はいらないかな、ということでタオルハンガーのみ設置。

ちなみに、2本あるうちの上の1本は入居後にダディが取り付け。TOTOのこのタオルハンガー、楽天で購入。ハウスメーカーに取り付けてもらったものと全く同じ。お値段2,030円+送料。やっす!激やすです。

 

TOTO タオル掛け YT406S4R
価格:2030円(税込、送料別) (2020/9/2時点)

そうなんです、こんな小さいものだけどハウスメーカーを通すとすごく割高。施主手配するor入居後に取り付ければ良かったーっとプチ後悔。ちり積でどんどん高くなっていくもんね。

▷掃除道具もハンギング

掃除道具コーナー。

これも入居前にハウスメーカーに設置していただいたもの。先ほどのタオルハンガーと全く同じやつです。これは地味に設置位置にこだわりました。

これだけの広さの浴室だから、柄の長いブラシが必須と思い、ブラシをかけても床に付かない絶妙な位置への設置を依頼していたのであります。今考えれば、入居後に実物確認しながらセルフ施工で十分だったんだけど。(笑)

ちなみに、掃除する時は銭湯でバイトしてる気分になれます。ブラシでゴシゴシするのも意外とくせになる感じ。デザイン優先で床の目地をあろうことか白にしたので、良くも悪くも衛生面に気を使って頻繁にお掃除。

相棒はこのバスポリッシャー。床だけでなくブラシを替えて天井まで、まるっとお掃除◎でもちょっと激しい子だから、油断してると体を持っていかれそうに。その点注意。

いざ!

我が家で愛用中のモデルは今売り切れみたいだけど、「バスポリッシャー」で検索するとたくさんでてきます。うちのは1番安い4,000円くらいのだけど、十分な働きっぷり◎

③スタイリッシュさ

お風呂環境にはとにかくこだわるダディ。一方のわたしは、とにかくデザインがダサくなければ良いよ。と言う感じでOKを出していきました。(笑)

▷シャワー

こちらも挙式の時に泊まったスイートにあったもの。ちなみに、わたしは今まで1度たりとも使ったことはない。よく海外ドラマで見るタイプのこのシャワー、ダディはお気に入りらしい。わたしは上から降ってくるお湯と上手に付き合えないので、普通のシャワーで十分。(笑)

巨大なヒマワリみたいなとこからめっちゃお湯出る。

わたしが唯一使うのは、この子。これだけ。細くて頼りないイメージだったけど、疑ってごめん。ちょろちょろ~激しめまでバリエーション豊富なお湯を提供してくれます。

珍しいおしゃんなデザイン。

家族の誰からも支持されないこの子。グイっと取っ手を回したら、正面に向かってお湯が出てくるタイプ。謎。

用途不明。

▷照明

2か所に設けた照明はどちらもマリンランプ。

かわいくってお気に入り。

▷Bluetoothスピーカー

家づくりには関係ないけど、バスタイムのお供におススメの防水スピーカー。これ、なんとダイソー。デザインも邪魔しなくて、おススメ。

ダイソーの600円商品。

後悔ポイント

どれだけ真剣に時間をかけて考えても、出てきちゃうのが後悔ポイント。我が家は重大なミスを犯したので、ご紹介。(びっくりよ、こんなミス。)

▷浴槽の向き

我が家のお風呂は半円に近い形。デザイン的に直線部分を浴室入って奥側に、なんの迷いもなく配置したのであります。しかし、ボタンや注意表記のステッカーの文字などなぜか全部逆さま。なんかおかしいなーと思いながら過ごしていたけど、これたぶん設置向き逆だわ。(笑)現状の向きがこちら。

排水ボタン押すまでのハードル高い、遠すぎ。

おそらくこの向きでの設置が正しかった。

バー掴みながら入れて、排水ボタンも近い。問題全部解決。

大きな浴槽で、しかも結構高い位置に設置したので、バーがないと入りずらい。むしろ奥側になんてバーいらないんだけど、とか思ってたんです。あと、お風呂の湯を沸かす為に、わざわざ奥の排水ボタンを押しに行くの地味に手間で。もうね、ピーンときたんですよ。

あ、これ浴槽の向きが逆だったら全部解決するやつ、ってなりました。そうすれば注意表記の文字の向きも問題ないわ。ってな感じ。

デザイン的にはこっちがしっくりくる。

もう現状のこの子を愛でることにします、ダイジョウブ。

▷浴室乾燥機

 

値段そんなに変わらないから、浴室には換気だけじゃなくて乾燥機を付けた方がいいですよ、と営業さんのアドバイス。入居した日に1回使いましたが、それっきり。うちは浴室があまりにも広すぎて、服は1ミリも乾かない。無念、力不足。。。

乾燥機いらないから、もっともっとパワフルな換気システムが欲しかった。これ、ほんと切に願う。

▷ホコリを召喚するドア

おそらく浴室に使われる一般的なドアなんですが、これめっちゃホコリたまりません?うちだけ?

いわゆる、ふつーのドア。

喚起のため?に設けられたであろう溝にめっちゃホコリが溜まるんですよね。しかも、ハイハイ期の赤ちゃんのちょうど目線の先にある!うちのお次女さんは、これでもかってくらいに興味を示してました。

ってことで、同系色のマステで封鎖。

ホコリが溜まるし、次女は指を突っ込みたがるしで大変だったので、家にあった同系色のマステで溝を封鎖。ダイソーで人気の防カビ用のマステは白しかないのが残念なところ。他の色もあったらいいな~。ちなみに、我が家は洗面シンクの周りの白いゴムパッキンにダイソーの防カビマステ使ってます。

お掃除は簡単、楽ちん。

ホコリが溜まったらペリペリ剥がして、また貼るだけ。

拭いたり、ブラシでこすったり、何なら狭い場所だから綿棒でぐりぐりとか必要かもだけど、マステで塞げば問題解決。貼って、汚れたら剥がして、また貼るのみ。

浴室のドアにはこれと言ってこだわりがなかったので、提示されたこのドアの色を選んだのみ。(ダーク系の色であれば何でも良いかな、と言うくらいの感覚。)この他にはどんなドアがあったのか、もっと掃除が楽なものがあったのか、時を戻せるのであれば、ちゃんと考えたかったところ。

まとめ

我が家の中で一番お金をかけたお風呂。特殊すぎてお風呂自体はあまり参考にならないかも知れませんが、何か一つでも役立つ情報があったよ、と言っていただければ、これ幸い。

ちなみに、どの地域にお住まいの方にも断熱性の高い窓だけは激推し。これだけは推しまくりたいアイテム。

さてさて、おうちツアー、次回はキッチンを予定しています。

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