離れて暮らす父の入院をきっかけに、ついつい後回しにしていたエンディングノートの作成をはじめました。子育て世代ど真ん中の我々夫婦には、まだまだ先の話でしょ、と思っていたんですが全くそんなことはありませんでした。今日はズボラ夫婦が始めたエンディングノートの話です。
「エンディング」という言葉から想起するイメージが、我々夫婦にはまだまだ先のことのように思えて、今まで購入するに至らなかったエンディングノート。絶賛子育て中の我々。何だかんだまだ若いし大丈夫でしょ、と思っていたのが本音です。でも、購入したKOKUYOの「もしもの時に役立つノート」の「もしもの時」というワードは、自分たちにとって非常に身近に感じられるものでした。
中を開けて一番最初に紹介されている「事例1」が、我が家の状況と非常に似ていたことも購入の決め手。
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もしも、わたしが突然入院したら?毎月の口座引き落としや振り込み案件、保育園や公共料金のこと、誰が分かるだろう。子どもの習い事ひとつ取っても、口座引き落としのものもあれば、毎月現金払いのものも。
逆にダディの会社のこと、わたしは何も知らない。会社のメインバンクにしている銀行の名前くらいは分かるけど、その他の支払や契約しているものなど全くノータッチ。取引先だって、詳細は分からない。
例えば、わたしたちが夫婦で事故にあった時。親兄弟が助けてくれようとしても、当たり前だけど、皆はもっと何も知らない。もしもの時、助けてくれる相手が困らないようにと、準備をはじめたのであります。
今まではじめなかった最大の理由は、まだ不要だと思っていたから。そして、何を書いて良いかわからなかったから。銀行や保険の情報が必要なのは分かるけど、それだけで良いのか?(←ちなみに、これでは全然足りません。笑)
例えば、うちのダディの場合。仕事上、海外サイトへの登録が多く、毎月の請求が彼のカードに上がってきています。これを解約となった場合、ログインIDやパスワードなど、本人にしかわからないことばかりでものすごく時間がかかる。(そもそも何のサイトなのかも、わたしには不明なものばかり。笑)銀行や保険に比べて小さなことに見えますが、明確にしておくべきだなと、痛感。
物に執着心のないわたしは、自分のものは全て捨ててもらってOK派。じゃあ、相方さんは?と言うと、ダディのカメラや機材は明らかに高価なものだけど、素人のわたしに相場なんてわからない。中のデータのリセット方法とか、そもそも機材の使用用途も不明すぎる。(笑)
こういった細かいポイントは、自分オリジナルでは漏れがち。さすが専用のノートなら、漏れることなくしっかりカバーしてくれてるね、と夫婦で納得。
この 「もしもの時に役立つノート」 は全部で64ページ。全てのページを一気に書こうとすると、ものすごく疲れます。(笑)
日を分けてでも、少しずつでも良いので、まずははじめてみることをおススメします。健康第一、いつまでも夫婦・家族仲良く暮らすことを心がけていますが、「もしもの時」にはこのノートがあると思うと、安心に繋がっている我が家です。
中には、変更になる内容もたくさん。その都度書き直せるように、わたしはシャーペンで記入しています。フリクションなどの擦って消すタイプのペンは、熱に弱いのでご注意を。OL時代、先輩がフリクションでメモした紙を真夏の車内放置してたところ、白紙になっていたのを思い出しました。(笑)
はじめるまでは、ハードルが高いように思っていたエンディングノート。実際に書いてみると、まだ若いとか、年齢に関わらず必要なものだと実感。自分のことだけでなく、子どもや家族に関わることもたくさんある。
もしもの時に助けてくれる人に、少しでも役立ててもらえるように。そんな想いで夫婦で作成中です。(空欄、まだまだありますよ~。笑)
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