先日、超大型台風10号を九州にて体験した、マミムです。本当に怖い思いをしたので、備忘録としてのまとめ。備えあれば憂いなし。普段から防災に取り組んでいる方も、復習がてら覗いていただければ幸いです。
気象庁のホームページに掲載されている台風対策は、こちら。この画像、文字が小さいので下にまとめてます。頑張って読まなくて大丈夫です。
☑窓や雨戸はしっかりとカギをかけ、必要に応じて補強する。
☑側溝や排水口は掃除して水はけを良くしておく。
☑風で飛ばされそうな物は飛ばないよう固定したり、家の中へ格納する。
☑非常用品の確認
懐中電灯、携帯用ラジオ(乾電池)、救急薬品、衣類、非常用食品、携帯ボンベ式コンロ、貴重品など
☑室内からの安全対策
飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼ったり、万一の飛来物の飛び込みに備えてカーテンやブラインドをおろしておく。
☑水の確保
断水に備えて飲料水を確保するほか、浴槽に水を張るなどして生活用水を確保する。
☑飲料水、乾パンやクラッカーなど、レトルト食品、缶詰、粉ミルク、哺乳ビンなど
☑救急医薬品、常備薬、マスク、紙おむつ、生理用品
☑現金(小銭も)、預金通帳など、印鑑、健康保険証など、身分証明書
☑下着、タオル、寝袋、雨具、軍手、靴
☑ナイフ、缶切、鍋や水筒、懐中電灯、ラジオ、電池、ロープ、マッチやライター、使い捨てのカイロ、ティッシュなど、筆記用具、ごみ袋
☑防災頭巾やヘルメット、予備の眼鏡など、地図
「きほんのき」だけど、改めて見ると市販の防災リュックには入っていないものもたくさん。現金(小銭)や通帳、印鑑などの細かいものまでリストにあります。キャッシュレスの時代になり、ほとんど現金を用意していない我が家、ここは非常に反省。
今回の台風に備えて九州のテレビで何度も何度も呼びかけられていたのが、この3つ。
☑ガソリンを満タンにする(避難、車中泊、クーラーの代用として)
→満タンにして少しでも重くすることで、横転防止にも◎
☑お風呂に水を溜める(断水対策として)
☑携帯の充電をフルに(連絡手段はもちろん、情報収集、ライトの代用として)
普段は全くテレビを観ない我が家。お気に入りの番組は録画していますが、それですら何か月分も観ないまま。(←いや、もう消そうよ。)
物の断捨離は得意なのに、データの断捨離は苦手。
さすがに今回の台風前は、テレビでもしっかり情報収集。まさかこれが不安増の要因となろうとは。。(完全にわたしの準備不足です、すみません。)
「窓には養生テープをしっかり貼りましょう。お子さんでも食べやすいカロリーメイトは非常食に最適。」などの情報が流れた直後、市内の道路は混雑し、ホームセンターは車も止められないほど。3店舗まわっても養生テープは一つも買えず。
ダディは東京で、わたしと小さな子ども2人で台風を迎える予定だった我が家。テレビで揃えておきましょう!と言われたものが手に入らない状況に不安しかなくて。結局家にあった少しの養生テープで対応し、後はクラフトテープ。カロリーメイトも防災リュックに入れていたものを出し、追加購入はできず。
避難時の防災リュックだけでなく、自宅で過ごすための準備ももっとしておくべきだったと猛省。ちなみに、ダディは日曜の早朝便でギリギリ帰宅できました。航空会社にお勤めの皆さま、本当にありがとうございました。お陰で家族で台風に立ち向かうことができました。
「きほんのき」以外で、よかったポイントを紹介させて下さい。少しでもお役に立てば!
もちろん、カップラーメンやパン、カロリーメイトなども用意していましたが、お弁当メニューがやっぱり一番人気。考えてみれば、お弁当メニューは冷めること前提だから、作り置きにはもってこい。
これから家を建てる方、もしくは既にすべり出し窓のある住居にお住いの方にのみ有益な情報になります。すみません。
我が家、正面の大きな大きな引き違い窓(1階、2階ともに)以外は基本的に全てすべり出し窓。これ、BESSの標準仕様なんです。
実はこの窓、大嫌いでした。(笑)
展示場で見た時は特に何とも思ってなかったんですが、住んでみてから感じたデメリットが多くて、多くて。
っとまぁ、要するに窓が汚れやすくて、虫も入りやすい窓ということで、すごくキライでした。(笑)では逆にメリット。
今回の台風で感じたのは、すべり出し窓はその気密性の高さ故に、風の音が聞こえない。これは本当に驚き。
我が家では携帯のアラームが鳴るまで、家族全員誰も起きない程に安心して眠れました。寝室から出てびっくり。大きな引き違い窓は風の抵抗をもろに受けて膨らんでいた程。ビュービュー風の音が聞こえて、おそらくこの状況ではさすがに眠れなかっただろうな、と。
すべり出し窓同様に、ロフト部分や薪ストーブ裏にあるFIX窓も全く風を通さず。
9月1日の防災の日、ライトの電池チェックをしてみると、劣化して使用不可能な状態。(ちなみにNationalロゴ製品)ちなみに、今の新入社員さんたちはNationalを知らないと聞いて、なんだかすごく歳をとった気分になりました。(笑)
100円ショップのワッツにて購入した2種類のライトが本当に優秀だったのでご紹介。
これ、本当におススメ。900円商品だけど、買って正解。しばらくは入荷待ちだと思うけど、ゆくゆくはあと2個買い足したいと思う程。(トイレ、2階用に)
このランタンの特徴は、こんな感じ。
↑「明るい」と「安い」が続いたので、「とにかく明るい人」を想起してしまいました。
昔の大きな懐中電灯って、単1を何本も必要とするイメージが強くて。これは単3を3本だけ。本体はもちろん、電池だって軽いから持ち運びしやすい。
そして気になる2WAYですが、こんな感じで持って照らすことも出来る。
ただの小さい懐中電灯だと思ってたら、全くそんなことなくて。この値段で、こんなに役立つものだから、各部屋に1個置きたい。それくらい素敵な商品。
このセットで1,000円ですよ。すごすぎます。
ダディの仕事の関係上、充電池の在庫が豊富な我が家。今回の台風の前にはフル充電。充電池と言えば、言わずと知れたeneloopだと思うんですが、実はamazonもプライベートブランドで取り扱い。もちろん、かな~りお得。
これ、eneloopの充電器で問題なく充電可能。
eneloopは高くてなかなか手が出ないな、って思ってた方は是非。おススメです。
準備していたつもりでも、こうしておけばよかったと思った後悔がいくつも。次に活かすためにも、ここで紹介させていただきます。
ちらっとお話しましたが、養生テープはテレビで紹介されてからどこも完売状態。もともとペンキ塗りとかで使う我が家には2個ストックがあったんですが、1階部分もこれでは全く足りない状況。
そこで致し方なく登場したのが、クラフトテープ。貼る前から嫌な予感しかしなかったけど、やばいです。激やばです。がっつりと、跡が残る。
後処理が半端なく大変だけど、それでも命のため。貼ったことへの後悔はゼロ。強いて言うなら、養生テープをもっと用意していなかったことに後悔、反省。
養生テープが潤沢に棚に並ぶ日がいつか分からないので、すぐさま楽天でポチっ。
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30巻か。ダイジョウブ!我が家はきっといつか、使い切る。
ちなみに前職はイベントが多かったので、フロアの備品コーナーに大量の、数えきれない程の、半端ない量の、養生テープが転がってました。心底それが欲しいと思った今日この頃。
がっつり跡は残ったけど、窓にテープも貼ったし、何なら子どものジョイントマットも貼りまくったし、出来ることはやった!思っていたんですが、網戸は盲点だった。
網戸にはデフォルトで「外れ止め」が付いています。これは通常網戸の張替えなんかを行わない限りはロックされたままの状態。だから我が家も大丈夫だと思っていたけど、あまりの強風に網戸が左右にしゃんしゃん動いて、飛んでいくのでは?!と本当に心配に。
暴風域に入ってからではもうどうしようもないので、今回はそのまま見守るのみ。今後は、網戸は事前に取り外して家の中に。もしくは、ペット用の網戸ストッパーを取り付けようかと。
子どものイタズラ防止用のストッパーでも効果あるようです◎
週に2回ある燃えるゴミの回収。我が家、生ごみはコンポストなのでそんなにたくさんのゴミが出るわけでなく、基本的に週1回のみのゴミ出し。このゴミ出し日と台風最接近日がドンピシャに被ってしまって。
生ごみがない分、量も臭いもマシ。とは言え、次女のオムツのゴミの量半端ない!これ2週間分も溜めたらエライことになりまっせ?状態。
先週のうちにゴミを出しておくべきでした。猛省。ちなみに、東京では保育園でオムツを処理していただいていましたが、こちらは持ち帰り。毎日大量のオムツをリュックに入れて持ち帰る次女でございます。
養生テープ剥がしましたが、めっちゃかさ張る。うーん、って頑張って潰してゴミ袋に入れようとするけど、袋にくっついて離れないー!ってのを一人で何度もやってました。(笑)
うちは完全、雨戸なし。これは本当に失敗。引き違い窓の部分には雨戸を取り付けようというダディの意見は、家族会議で可決されました。引き違い窓の数は少ないけど、とにかく窓が大きい。
雨戸って、いくらかかるかな?家を持つってお金がかかるのね、その辺からお金湧いて出てこないかな。と窓を眺めながら思う妻(31)です。
やりすぎってことはない。早めの準備、確認が何より大事。2020年は、物資不足に悩まされ続けています。
マスクに始まり、消毒液、トイレットペーパーなどの紙製品、そして今度は養生テープにカロリーメイト、モバイルバッテリー、水がなかなか手に入らなかった。テレビで紹介されたら、もう手に入らないと思って過ごすべし。
テレビの情報は、あくまでも「買い漏れないかな?大丈夫かな?」のチェックとして使うのが効果的。わたしは今回、ダディがいなくて一人かも知れないという怖さに加え、必要と言われている物が手に入らないことにより、不安が倍増。
実際に使ったか、必要だったかは置いておいて、備えておくことが何より大事。いつ何が起きてもおかしくない昨今の異常気象だからこそ、意識を高める。わたしのようなズボラさん、防災月間の9月が準備・見直しのチャンスです!