敷地300坪の庭づくり。1

August, 31, 2020

東京時代は想像もつかなかったような広大な敷地で生活している、マミムです。300坪ってどのくらい?簡単に言うと、小さくてシカクい我が家が3軒建つくらい。移住して1年半弱、まだまだやることいっぱいの我が家の庭の話。

300坪への入り口

もくじ

  1. 立ち入ることすらできない藪を購入
  2. 草とわたし達の仁義なき戦い
  3. 家庭菜園はじめました
  4. プロのお仕事
  5. 砂利との戦いはじまりました
  6. まとめ

立ち入ることすらできない藪を購入

実際は別荘とか民家もあります。

魔女の宅急便が大好きなわたし。しかし、子育てするにあたってトトロも捨てがたい。サツキとメイと同じような環境で子育てしたい欲はありました。(長女もトトロ大好き)

そんな我々家族、東京からの1日限定土地探し4つ目で、こちらのヤブに出会ったのであります。その日は7月の豪雨の日。薄暗くてあまり気分も晴れなかったんですが、他の3つの土地とは違ってこの土地だけはビビっとくるものがありました。

しかし、入れない。身長約180cmのダディ以上に伸びきった雑草たちで埋め尽くされたこのヤブには、一歩も足を踏み入れることはできない。将来住むかもしれない、そんな土地をただ外から眺め、Google Earthで上空から確認することしかできない。こんな状況の中でも、即決して契約するやつらがいるんです。そう、わたしたち。(笑)

海に近い、自然豊か(条例で今後も景観が大きく崩れることはない)、そして何よりもファーストインプレッションを大事にしてきた我々夫婦にとって、この土地との出会いはまさに運命。わたし達、第一印象でマイナスに感じたことは、何だかんだずっと気になってしまうタイプ。逆に最初に感じたプラスの印象も後々までずっと続く。もちろん、今ではこの土地が大好き。

草とわたし達の仁義なき戦い

空き地にポツンと一軒家状態。

300坪に小さな家。そう、残りは全部庭なんですよ、庭。雑草が勝つか、人間が勝つかの真剣勝負。結論から申し上げますと、移住から約1年半。勝負は引き分け。

▷まずは家の周り

親、姉妹総動員での戦い。

移住から3ヵ月、わたし産後2か月頃から、底なしに元気な雑草との戦いがスタート。(次女が寝ている間にベビーモニターを付けて作業)取り合えず、まずは家の周り。なぜってそれは、虫対策。草の背が高いと虫が隠れるんですよね。虫だけじゃなく、蛇だって隠れ放題。(ヒー!)

300坪全部を素人でどうにかするのは非現実的。まずは家の周りだけでも雑草が生える場所を減らそうとレンガ600個。おやおや?全く足りないので、追加300個!計900個!

2か月に1回くらいで母を召喚。

わたしが産後間もない乳飲み子を抱えておったので、2か月に1回くらいで還暦をとうに過ぎた母をこき使っておりました。(あ、現在進行形ですな)

この写真のウッドチップは我が家には不向き。(下に防草シートあり)先日ついに全撤去してもらいました。海近くの我が家は海風が強く、ウッドチップは一瞬にして舞い散り、敷地内の至る所へ。我が家のように海の近くにお住まいの方、おススメしません。(笑)

▷車道をつくる

車道づくりはプロにお願い。

2019年10月の増税前に滑り込みセーフ!で設置したカーポート。そう、あれは移住半年後のことでした。この時はまだまだ空き地感溢れる庭。

敷地入り口からカーポートまでは約30M(端から端までは50M)。とにかくここの雑草だけでもどうにかしたいと、プロにお願いして防草シート&砂利敷きを。ここだけでも雑草が生えなくなって、本当に救われた。

家庭菜園はじめました

母と2人でゼーハー言いながらレンガを敷いた家の横で家庭菜園開始。こちらの担当はダディ。野菜を愛でる優しい旦那です。

マリーゴールドが大活躍。

コンパニオンプランツを混ぜて育てると良いよ、というアドバイスだけしてここはダディが頑張ってくれました。わたし?もちろん、アドバイザー。

見事、立派なお野菜を収穫。

ビギナーズラックなのか?難しいと言われるオクラなんかもバンバン出来て、めっちゃ助かりました。しかも採れたて新鮮、完全無農薬。すんばらしい。

食べごろとかそんなことは気にせずに収穫してくれる、お手伝いさん。

プロのお仕事

ヤブ時代の草刈りから整地、最初から植えてあったカイヅカイブキの剪定、車道づくりの全部をお願いしていた造園さんに、これまた素敵なお庭を造っていただきました。一連の作業を家の中から見ておりましたが、プロです。(当たり前)

▷小さな森づくり

土を盛って、小道づくり。

目隠しの為のウッドフェンスを考えた時期もありましたが、プロのご意見により森を作っていただくことに。移住から11か月後の冬でした。

前の土地の持ち主のお土産、溶岩を使ってもらって雰囲気バッチリ◎

足を踏み入れずに購入した土地に、とんでもなくデカい溶岩が10個?もっとか?ゴロゴロとあったんです。どうしたら良いのかわからずに途方に暮れていたところ、造園さんが素敵に料理してくれました◎

どんぐり好きの娘が喜ぶコナラをたくさん植えてもらって、見違えるほどおしゃんな入口に。どんどんトトロに近づいていく。

▷裏庭には大きな椿

浴室に面する裏にはには大きな椿の木を。目隠しにもなって、高級感溢れる景色に。ダディこだわりのお風呂からの景色が見違えた。

ちょうど花のキレイな時期に植えていただいて◎

▷森がどんどん元気に

工事に来ていただいた2月から、春、夏を経た現在。庭のみんなは元気、元気。(もちろん、雑草も。)

青々とした葉っぱが出迎えてくれる、敷地入り口。
枕木で作っていただいた門柱。
歩くのが楽しい小道。
落ち葉なんて気にならない!ズボラもハッピー◎
まるで料亭?すごくかっこいい庭に仕上げていただきました。

四季だけじゃなく、昼と夜でも頃なる雰囲気の庭。あの空き地だった頃からは想像も付かない程に大好きな庭へと様変わり。さすがプロの技。

砂利との戦い

家側から見た敷地入り口(庭入口の工事前)

お分かりいただけるだろうか。この砂利。工事用に敷き詰められたこの砂利のお陰で、この空き地感あふれる部分の雑草はあまり生えずに助かった、確かに助かったのです。しかしその反面、何かを育てようにもどうにもならない。砂利の撤去にかける労力半端ない。

ちなみにこれだけ広い空き地にも関わらず、砂利がすごすぎて長女の自転車が進まない状態。空き地が活用できない。(笑)砂利をどうにかしよう。

▷芝が欲しい

せっかく造園さんに素敵なアプローチを作っていただいたので、雑草を放置していてはいけない。緊急事態宣言でどこにも行けないなか、うちのダディは重い腰を上げてくれたのであります。

ひたすら耕運機で砂利を耕す、耕す、耕す。結婚してから太りに太っていったうちのダディ、なんとこれで11キロ減。東京のスポーツジム会費(月1万円)よ。。しかし、もう2度としたくないらしいので、耕運機は物置で永遠に眠り続けるでしょう。

▷まき芝

一般的な敷き芝は、今年は本当に手に入らなくて。緊急事態宣言中、みなさん庭仕事をされていたんでしょうね。しかも我が家は無駄に広いので、数十枚手に入ったところでどうしようもない。と言うことで、近所のホームセンター&ネットでまき芝購入。ポイ、ポイ撒く感じ。

 

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▷芝、生えました

アスレチックはコストコ

生えるかめちゃくちゃ心配だったけど、芝生えました。

ちゃんと元気な子たちが生えました。
虫も捕まえ放題です。(芝関係ない)

砂利を手で拾って撤去することが非現実的で、とにかく耕運機で耕しまくって、種をまく。この作業に徹してくれたダディに感謝、感謝です。

しかし後になって、造園さんに土盛ってもらってからまけばよかったね、と言う話になりました。と言うことで、この芝は現在アスレチック周辺のみ。(笑)玄関付近は放置中で、雑草パラダイス。もう少し涼しくなってからボチボチ動きます。

まとめ

広い土地をご購入予定の方は覚悟の上で、どうぞ。雑草のパワーは底なしです。わたしたちは自分たちで出来ること、プロにお願いすることを分けながら、少しずつ理想の庭を作っていく予定。

ちなみに、まき芝は意外と難しくないので、ズボラさんにもおススメ。おススメですよ。

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